コロナショックでどうなる建築業界?職人家庭の不安

ご無沙汰しております。なんだかんだ前回の投稿からかなり時間が経ってしまいました。我が家は相変わらず特に変化もなく、雇われ職人の主人の元、一家共々元気で暮らしております。

日本を含めて世界では新型コロナウイルスで大変なことになっていますね。医療従事者の方やスーパーや宅配便で働いてくださっているエッセンシャルワーカーの方々には本当に頭があがりません。

接触を8割減らすということでテレワークされている方も多いでしょうが、いかんせんテレワークできる業種ばかりではなく。我が家の夫も普通に現場に行っています。恐ろしい・・・恐ろしいけれど職人は日当。仕事に出なければお給料も出ません。休んでほしいけれど休んでほしくない、妻としては複雑な気持ちです。

建築現場では今どうなっているのか?この先どうなるのか?

前述しましたが我が家の夫は今も普通に現場に行っています。今のところ元受の会社としては工期が決まっているので中断はしないもよう。先日、大手の建築会社の社員でコロナが出たので、現場がストップして元受・孫請けが仕事に入れず苦しんでいるというニュースを見ました。

しかし、今のところうちではストップ要請は来ていないようです。しかし、コロナによっていくつか変化はありました。順に挙げて説明していきます。

作業員は電車通勤ではなく車通勤に切り替えること

うちの主人は電車通勤していましたが、なるべく感染リスクを減らすという観点から車通勤に切り替えるようにと言われました。しかし駐車場代やガソリン代等については元受からはなにも言われていないのです。

もともと雇い主から電車賃が出ず、もやもやしているのに、ここにきて車通勤。高速代にガソリン代、駐車場代、これが毎日かかるのですからもう頭が痛いです。でも休んだらお給料は0ですからでざる負えないし。なんとも複雑な気持ちです。

でも満員電車に乗ることを考えたら車のほうが安心は安心。だからこそ、そこにかかる諸経費を元受側に持ってもらいたいものです。雇い主の親方さんは元受に掛け合ってみる、と言ってくれたもののその後なんの連絡もないし。妻としてはもやもやします。

作業員や現場の居住者にコロナが出たらストップ

これは当たり前と言えば当たり前ですね。濃厚接触者の可能性があるわけですから。でももしもストップしたら給料はどうなるんでしょうか?きっと保証はしてもらえないんですよね。職人は仕事に出てナンボ。仕事に出なければお金は一銭も入ってきません。

保証してもらえないのなら、仕事に出ざるを得ず、体調が悪くても隠して出る作業員がでる可能性だってあります。そうしたらそこでクラスター感染しますよね。考えるだけで恐ろしい。

主人の仕事柄、密閉空間での仕事はないので、いわゆる「3密」ではないのかもしれませんが、エレベーターや現場の詰め所、朝の朝礼等々である程度の人数とは関わり合うわけですから、心配です。

主人曰く、朝礼は一人一人の間隔をあけてやっているよ、と言ってましたが。今の現場は全体が30人くらいの作業員数ですが、もっと大きい100人200人規模のところでは、ストップするのもうなずけます。恐ろしや・・・・・

在宅が増える中で居住者の反応は?

テレワークで在宅する人が増えているのもあると思いますが、居住者含めて現場は結構ピリピリしているようです。何もこんな時期にやらなくていいのでは?という声も多々あるようです。そりゃそうだ。

しかしストップするにも、マンションの理事会などが開けないので、居住者側の方針もなかなか決められないようで、元受の会社もどうしようもないようです。

主人曰く、新築物件ではない限り、修繕等は工期が決まっているから中断することは絶対にないだろう、とのこと。(コロナが出ない限り、ですが。)そんなもんなのでしょうか。巷の職人妻の皆様、旦那様はどうですか?仕事いってますか?

改めて感じる日当という恐ろしさと貯蓄の重要性

当たり前のことなのですが、本当に本気で貯蓄しないと恐ろしいなと今回のコロナ騒動で改めて感じされされました。いや職人に限らずなんですが。貯金がないと本当に恐ろしい。

今回、手放しで「仕事に行かないほうがいいよ!」と言えなかったのです。ひどい妻です。気持ちはもちろん行ってほしくない。もちろんコロナは怖い。でもお金が入ってこないのも怖い。きちんと家計管理をしてこなかった自分の恐ろしさにも気がつきました。

ついつい日々の生活に追われてカツカツでやってきてそれを振り返ってこなかったこと、そしてそれを自覚しなかったことを改めて感じさせられました。

と、同時に職人という仕事が日雇い労働(に近い)であるということも改めて痛感しました。今はただ、健康と一日一日を無事にやり過ごすことを祈りながら生活しています。

日本中の皆様!そして職人妻の皆様!頑張って耐えしのぎましょう!

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